お知らせ

2018年09月08日

秋季特別展「加賀本多家の幕末維新」はじまりました

 9月8日から、秋季特別展「加賀本多家の幕末維新」がはじまりました。
 本年は「明治150年」にあたり、150年前の幕末・維新期は、加賀本多家にとっても激動の時代でした。加賀藩執政として藩政改革を主導した加賀本多家11代・本多政均は、明治2年に金沢城二ノ丸御殿で守旧派の凶刃に倒れます。暗殺から2年後、本多家家臣の一部は「明治忠臣蔵」ともいうべき仇討ちを敢行しました。この仇討ちは、日本最後の仇討ちの1つとされています。政均の跡を継いだ加賀本多家12代・本多政以はのちに男爵の爵位を授けられ、貴族院議員となりました。この時期の加賀本多家関連資料を通して、幕末から明治の加賀藩・石川県に迫ります。


加賀本多家11代・本多政均所用の陣笠

加賀本多家12代・本多政以男爵授与の爵記


 古文書コーナーには、明治4年(1871)の仇討ちの際にリーダーとなった本多弥一の家(本多伊織家)に関する文書を展示します。本多弥一は当時、加賀本多家の家老格でしたが、元々は加賀本多家9代・政和の弟・本多伊織政醇の息子であり、暗殺された加賀本多家11代・政均の従兄弟にあたります。この本多弥一が仇討ちを決意した原点と考えられる文書を紹介します。


加賀本多家9代・本多政和領知判物(天保5年9月14日付)


 また、常設展示コーナーでは、加賀本多家初代・政重所用の甲冑、備前長船の名工・兼光の刀などをはじめとする加賀本多家に伝わる武装品の数々を展示しています。