お知らせ

2020年09月10日

秋季特別展「加賀本多家のはじまり ―前田利長と本多政重―」はじまりました

 9月10日から、秋季特別展「加賀本多家のはじまり ―前田利長と本多政重―」がはじまりました。
 加賀本多家は加賀藩において最高禄の5万石を拝領し、最高職の年寄役を務め、戦時には人持組頭を務める特別な家柄でありました。この加賀本多家は、本多家初代政重が前田利長に招かれた慶長16年(1611)にはじまります。
 今回の特別展では、慶長16年になされた政重の加賀藩登用に関する史料を公開します。駿府の大御所・徳川家康の信頼厚い伊勢津藩藩主・藤堂高虎が直江勝吉(のち本多政重)を加賀藩3代藩主・前田利光(のち利常)附きの家臣に推薦したことにはじまり、最終的に2代藩主・前田利長の決断によって政重登用が決定するという交渉過程が確認できる非常に興味深い資料です。また、文書コーナーでは、初公開となる前田利長黒印状4通を展示しています。
 本多政重が関ヶ原の戦いや大坂の陣で実際に使用したと伝わる甲冑や刀剣をはじめとする武具、全国的にも貴重とされる馬具なども展示しています。


本多政重加賀藩登用の交渉過程が確認できる文書

初公開史料:前田利長黒印状