2024年12月06日
12月6日から、コレクション展示「たしなみ」がはじまりました。
武士の本分は文武二道、つまり学問と武芸とされましたが、武士たちはこの他にも様々な趣味・教養を身に付けました。特に江戸時代、「武士の式楽」とされた能楽は、加賀藩においては茶の湯とともに藩士に奨励されました。また武家の女性たちの間では、茶の湯や生け花などのほかにも、縮緬などの裂を用いた「押絵」や「お細工物」と呼ばれる手芸が行われました。
文武二道だけではない、武家の人々にとっての「たしなみ」について、加賀本多家にのこる道具類や作品を通じてご紹介します。
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また、常設展示コーナーでは、甲冑や刀、馬具、加賀本多家2代本多政長にまつわる品(肖像画や書画、古文書)等を展示しております。
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